平成19年度「国際学術コンソーシアム(AC21)プロジェクト計画」

 

申請部局等の名称   国際言語文化研究科

 

 

 プロジェクトの名称

 

  Webテレビ会議システムとブログで結ぶアジア英語による自他国学生文化交流

 

        

 プロジェクトの概要

 

 

 

 

 

 

 

 

【動機とねらい】歴史、とくに自国に他民族が入り生活した事象については、日本では歴史科目未履修による無関心、アジアでは歴史手法を欠いた一方的理解が散見される。他民族の侵入による自国文化の変質という歴史事象について、学生がチームを作り、フィールドワークを行い、その成果をアジアの大学間に発信することで互いに関心を高め、自国と他国の歴史について相互理解を深める。

【特色】発信の方法として、Webテレビ会議システムを通じたファイス・トゥー・フェイスの交流、ブログ利用による継続的な意見交換をする。また発信言語は、アジアにおける「21世紀の高等教育の英語」としてプロジェクト代表者が提案している「グローシアン英語」(標準英語ではなくアジア圏で通用する英語)を用いて行う。

【目的】相手国の社会や文化を生の声を通して知る機会を作り、自国の社会や文化を英語で説明できる学生を育成する。中国・東アジアを中核とした異文化共生ネットワークのシーズを蒔き、将来的には環太平洋ネットワークとして華が咲く方向に育てていく。と同時に、このプロジェクト内容が単位修得科目として認知・編成されるように働きかける。

 

        

   プロジェクトの

  実施計画・方法  

 

 

 

【方法】@学生が異文化共生の視点から、それぞれの国内の歴史事績を見つけ、フィールドワークを行う。あわせてブログを立ち上げる。A発表内容を、Webテレビ会議システムでのプレゼンテーション用に整理する。B発表後のブログを通じた意見交換を行う。Cホームページ、プレゼンテーション、ブログの記録をまとめて、名大のサーバー上から発信する。なお@-Cまでの使用言語はすべて英語。

【名大での準備計画】@英語に深い関心をもつ学生を中心にして、今学期中にチームを作る。AWebテレビ会議システムを持つタイの大学と交渉し、上記の手順を課外授業活動に取り込める教員・クラスを確定する。

 

「国際学術コンソーシアム(AC21)プロジェクト計画」