地域言語文化特殊講義 I (前期・月曜3限):2002年度

 

前半担当:鈴木繁夫 (研究室 共通教育棟306号)

                  Tel/Fax 052-789-4791     E-mail:ssuzuki@nucc.cc.nagoya-u.ac.jp

 

 

&予定

1               4/16      個人主義とはどういうものか:

サタンの独白とセクハラ女性の訴え

 

2               4/23      個人主義は経済発展の賜物なのか

マセイスの<両替商>への歴史的接近

 

3               5/7    なにが個人主義を産み出すのか:

シェイクスピア『アテネのタイモン』と<純粋な自然の贈与>の忘却

 

4               5/14      なにが個人主義を産み出すのか:

シェイクスピア『アテネのタイモン』と資本主義の興隆

 

5               5/21      個人主義が芽生えた社会には自己愛が蔓延する:

シェイクスピア『トロイラスとクレシダ』と生命の連続

 

6               5/28            個人主義とはじつは宗教的なものだったのか?:

ミルトン『失楽園』と契約思想

 

7               6/4        劇場感覚と自己成型化:

自意識からメタ意識にいくという幻想

 

●英文学作品

シェイクスピア 『アテネのタイモン』(小田島雄志訳 白水社)

『トロイラスとクレシダ』(小田島雄志訳 白水社)

ミルトン           『失楽園』(新井明訳 大修館)

※これらの作品は生協で教科書として手に入る。ただし、すべて図書館に所蔵されているので、自費で購入する必要はない。

 

●参考文献:

作田啓一『個人主義の運命』(岩波新書)

アラン・マクファーレン『イギリス個人主義の起源』(Libro

ヤコブ・ブルックハルト『イタリア・ルネサンスの文化』(中公文庫)

R. H. トーニー『宗教と資本主義の勃興』(岩波文庫)

マックス・ウエーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫)

小此木啓吾『自己愛人間』(講談社文庫)

中沢新一『悪党的思考』(せりか書房)、『純粋な自然の贈与』(せりか書房)

グリーンブラット『ルネッサンスの自己成型化』(みすず書房)

佐伯啓思『「市民」とは誰か』(PHP新書, 1998)

 

 

& 講義といっても、ともに対話しながら考えていく形式で授業は進む。上の作品を読む気持ちのない人は、授業に出てもほとんど有益ではない。成績評価は、@出席、A学年末レポート、B講義の約2回ごとに内容理解を試すquiz(Bは鈴木担当分のみの予定)による。

 


地域言語文化特殊講義 I(前期・金曜4限):2000年度

 

前半担当:鈴木繁夫 (研究室 共通教育棟306号)

                  Tel/Fax 052-789-4791     E-mail:ssuzuki@nucc.cc.nagoya-u.ac.jp

 

 

&予定

1               4/14      個人主義とはどういうものか:

サタンの独白とセクハラ女性の訴え

 

2               4/21      個人主義は経済発展の賜物なのか:

マセイスの<両替商>への歴史的接近

 

3               4/28      なにが個人主義を産み出すのか:

シェイクスピア『アテネのタイモン』と<純粋な自然の贈与>の忘却

 

4               5/12      なにが個人主義を産み出すのか:

シェイクスピア『アテネのタイモン』と資本主義の興隆

 

5               5/19      個人主義が芽生えた社会には自己愛が蔓延する:

シェイクスピア『トロイラスとクレシダ』と生命の連続

 

6               5/26            個人主義とはじつは宗教的なものだったのか?:

ミルトン『失楽園』と契約思想

 

●英文学作品

シェイクスピア 『アテネのタイモン』(小田島雄志訳 白水社)

『トロイラスとクレシダ』(小田島雄志訳 白水社)

ミルトン           『失楽園』(新井明訳 大修館)

※これらの作品は生協で教科書として手に入る。ただし、すべて図書館に所蔵されているので、自費で購入する必要はない。

 

●参考文献:

作田啓一『個人主義の運命』(岩波新書)

アラン・マクファーレン『イギリス個人主義の起源』(Libro

ヤコブ・ブルックハルト『イタリア・ルネサンスの文化』(中公文庫)

R. H. トーニー『宗教と資本主義の勃興』(岩波文庫)

マックス・ウエーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫)

小此木啓吾『自己愛人間』(講談社文庫)

中沢新一『悪党的思考』(せりか書房)、『純粋な自然の贈与』(せりか書房)

 

 

& 講義といっても、ともに対話しながら考えていく形式で授業は進む。上の作品を読む気持ちのない人は、授業に出てもほとんど有益ではない。成績評価は、@出席、A学年末レポート、B講義の約2回ごとに内容理解を試すquiz(Bは鈴木担当分のみの予定)による。


地域言語文化特殊講義 I (前期):1999年度

 

前半担当:鈴木繁夫 (研究室 共通教育棟306号)

                  Tel/Fax 052-789-4791     E-mail:f43952a@nucc.cc.nagoya-u.ac.jp

 

 

&予定

1               4/14      個人主義とはどういうものか:

ムンクの<叫び>への哲学的接近

 

2               4/21      個人主義は経済発展の賜物なのか:

マセイスの<両替商>への歴史的接近

 

3               4/28      個人主義のない社会は反悪党的である:

シェイクスピア『ペリクリーズ』とアレゴリー世界

 

4               5/12      なにが個人主義を産み出すのか:

シェイクスピア『アテネのタイモン』と<純粋な自然の贈与>の忘却

 

5               5/19      なにが個人主義を産み出すのか:

シェイクスピア『アテネのタイモン』と資本主義の興隆

 

6               5/26      個人主義が芽生えた社会には自己愛が蔓延する:

シェイクスピア『トロイラスとクレシダ』と生命の連続

 

7               6/2        個人主義はじつは宗教的なものだった:

ミルトン『失楽園』と契約思想

 

●英文学作品

シェイクスピア 『ペリクリーズ』(小田島雄志訳 白水社)

『アテネのタイモン』(小田島雄志訳 白水社)

『トロイラスとクレシダ』(小田島雄志訳 白水社)

ミルトン           『失楽園』(新井明訳 大修館)

※これらの作品は生協で教科書として手に入る。ただし、すべて図書館に所蔵されているので、自費で購入する必要はない。

 

●参考文献:

作田啓一『個人主義の運命』(岩波新書)

ジル・ドゥルーズ『差異と反復』(河出書房)

アラン・マクファーレン『イギリス個人主義の起源』(Libro

中沢新一『悪党的思考』(せりか書房)、『純粋な自然の贈与』(せりか書房)

ヤコブ・ブルックハルト『イタリア・ルネサンスの文化』(中公文庫)

R. H. トーニー『宗教と資本主義の勃興』(岩波文庫)

小此木啓吾『自己愛人間』(講談社文庫)

マックス・ウエーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫)

 

 

& 講義といっても、ともに対話しながら考えていく形式で授業は進む。上の作品を読む気持ちのない人は、授業に出てもほとんど有益ではない。成績評価は、@出席、A学年末レポート、B講義の約2回ごとに内容理解を試すquiz(Bは鈴木担当分のみの予定)による。


地域言語文化特殊講義 I(前期):1998年度

 

前半担当:鈴木繁夫 (研究室 共通教育棟306号)

 

 

&予定

1               4/14      個人主義とはノマド的でない:小農の<小伝統>とイギリスの独自性

2               4/21      個人主義のない社会は反悪党的である:

シェイクスピア『ペリクリーズ』とアレゴリー世界

3               4/28      個人主義が芽生えた社会には自己愛が蔓延する:

シェイクスピア『トロイラスとクレシダ』と名声・名誉願望

4               5/12      なにが個人主義を産み出すのか:

シェイクスピア『アテネのタイモン』と貨幣

5               5/19      個人主義は是認されたのか形成されたのか:

ミルトン『失楽園』をめぐるトニーv.s.ウエーバー

6               5/26      個人主義はじつは宗教的なものだった:

ミルトン『失楽園』と契約思想

7               6/2        個人主義は人間を本当に自由にするのか:

デフォー『ロビンソン漂流記』と神話構造

 

 

●英文学作品

シェイクスピア 『ペリクリーズ』(小田島雄志訳 白水社)

『トロイラスとクレシダ』(小田島雄志訳 白水社)

『アテネのタイモン』(小田島雄志訳 白水社)

ミルトン           『失楽園』(新井明訳 大修館)

デフォー           『ロビンソン漂流記』(平井正穂訳 新潮文庫)

 

 

●参考文献:

作田啓一『個人主義の運命』(岩波新書)

ジル・ドゥルーズ『差異と反復』(河出書房)

アラン・マクファーレン