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(形像文化の世界へ)

ようこそ。 西洋文化と日本文化の接点を、誤解と理解という視点から眺めています。

鈴木繁夫
 
性格不一致の離婚と結婚愛の系譜

性格不一致による離婚は認められると、聖書にもとづき公言した最初のキリスト教徒

ミルトンは、離婚は、二人の関係が破綻しているならば認定されるべきだと主張した。キリスト教では、ひとたび結婚が成立したならば、結婚は不解消というのが基本的立場であった(「マタイ福音書」19章3-12節)。この立場は、カトリック教会はもちろん、プロテスタント教会も踏襲していた。


しかしこうした不解消主義に対して、プロテスタント(ピューリタン)であったミルトンは、結婚がきちんと成立したとしても、離婚は可能である、いや、むしろ結婚が本来の機能を夫婦に果たしていないなら離婚すべきであると、主張した。

結婚解消の可能性を主張したミルトンは、プロテスタントの同胞からも非難され、「離婚論者」divorcer というあだ名を付けられた。


ジョン・ミルトン (1608-1674) イングランド人
 

Articles

ミルトンの離婚論
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2016/01/28

結婚には心の一致

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死ニ至ルマデ

<死>は、本物の愛により手と手が結びあっている者たちの心を分けることはできない。




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2015/11/25

「離婚論」時代の夫婦模様:放蕩の破綻

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English customs(1628) Folger Shakespeare Library

 床にはパイプ、ラケット、割れた酒びんがちらばり、中央の鵞ペンを刺したインク壺からはインクが床に滴り落ち、それをはさむようにして立つ壺は割れるかかけたりしている。壁にかかっているのはリュートとつば広帽子で恋する男性の象徴。ところが当の男性は、借金の債務文書の山に頭を痛めている。そこに男性の恋人がやってきて、不倫から生まれた赤ん坊(この時代の風習からミイラ巻で顔だけ出ている)を男性に認知するように懇願している。女は、「私を騙したのですから、この子を受け取ってください」というが、男性は、「ほっといてくれ。もうみんな無くなちまったんだ」といって破産を盾にして取り合わない。

この場合、男性が結婚を承諾しないかぎり、この子は当然、非嫡出子のままだし、女性は処女を失ったためにその過去を隠さないかぎり他の男性との正式な結婚はできない。


00:42 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2015/01/06

<離婚と結婚> 公開講演会:恋愛と結婚

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David M. Notter (慶応大学・教授)
「恋愛と結婚の前近代・近代・脱近代」

日時:2015年 3月6日(金)午後4:00~6:00
場所: 文系総合館 7 階 オープンホール
  入場無料・ 事前申込不要


09:19 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/11/19

<離婚と結婚> 公開講演会:家族法の再考

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Elisabeth Alofs (Prof., Vrije Universiteit Brussel)
The (De-)contractualisation of Family Law
(通訳付)

日時: 12月1日(月) 午後1時~2時30分
場所: 文系総合館 7 階 オープンホール

詳しくはこちらをクリック
KakenLecture_Alofs_2014A401.pdf
09:15 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0)
2014/10/06

<離婚と結婚> 公開講演会:結婚の絆と聖書

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ホアン・マシア (元 上智大学・教授)
「結婚の絆に関する法学者と宗教者の対立:聖書物語を読み直す哲学の考察」

日時: 11月18日(火)午後3:30~5:30
場所: 文系総合館 7 階 オープンホール

詳しくはこちらをクリック
KakenLecture_Masia_2014A401.pdf



09:11 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/09/23

<離婚と結婚> 公開講演会: 「現代日本における別れの理由」

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谷本奈穂 (関西大学・教授)
「現代日本における別れの理由」

日時: 10月29日(水) 午後3時~5時
場所: 文系総合館 7 階 オープンホール


詳しくはこちらをクリック
KakenLecture_tanimoto_2014A401.pdf   
08:54 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/05/09

<離婚と結婚> 公開講演会:ヴィクトリア朝の結婚の幸福

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木村晶子 (早稲田大学・教授)
「ヴィクトリア朝小説における結婚の幸福:
ギャスケル、ブロンテ、G・エリオットの作品から」

日時: 6月21日(土) 午後1時~3時
場所: 文系総合館 7 階 オープンホール
入場無料・ 事前申込不要
詳しくはこちらをクリック
KakenLecture_Kimura_2014A401.pdfKakenLecture_Kimura_2014A401.pdf

当日までの準備として、次の小説を読んでおくことを強くお勧めします。
(1)『ギャスケル短篇集』(岩波文庫)
(2) 『ジェーン・エア』(新潮文庫)


13:38 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0)
2014/04/14

<離婚と結婚> 公開講演会:ヘンリー八世

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小田原謠子 (中京大学・教授)
「ヘンリー八世とキャサリンとアン:
16世紀イングランドの結婚と離婚」

日時: 4月22日(火) 午後3時~5時
場所: 文系総合館 7 階 オープンホール
入場無料・ 事前申込不要

詳しくはこちらをクリック
KakenLecture_odawara_2014A404.pdf
22:36 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/02/18

<離婚と結婚>公開講演会:ジェーン・オースティン『自負と偏見』

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川口能久 (立命館大学・教授)
「結婚とは何か: ジェイン・オースティンの  小説における結婚」

日時: 3月5日 午後1時30分~3時30分
場所: 文系総合館6 階 ( 613 教室)
入場無料・ 事前申込不要

詳しくはこちらをクリック
KakenLecture_kawaguchi_2014A405.pdf
22:39 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2013/06/02

■「結婚」と「離婚」に関係する『聖書』(共同訳)の主要箇所

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■■「結婚」と「離婚」に関係する『聖書』(共同訳)の主要箇所■■
 ●「創世記」1章27節, 2章18-24節 §1:27 
§神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。 §2:18-2:24 §2:18 主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」2:19 主なる神は、野のあらゆる獣、空のあらゆる鳥を土で形づくり、人のところへ持って来て、人がそれぞれをどう呼ぶか見ておられた。人が呼ぶと、それはすべて、生き物の名となった。 2:20 人はあらゆる家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名を付けたが、自分に合う助ける者は見つけることができなかった。 2:21 主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。 2:22 そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、 2:23 人は言った。「ついに、これこそ/わたしの骨の骨/わたしの肉の肉。これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう/まさに、男(イシュ)から取られたものだから。」 2:24 こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。 

●「申命記」24章1-4節 
§24:1 人が妻をめとり、その夫となってから、妻に何か恥ずべきことを見いだし、気に入らなくなったときは、離縁状を書いて彼女の手に渡し、家を去らせる。 24:2 その女が家を出て行き、別の人の妻となり、 24:3 次の夫も彼女を嫌って離縁状を書き、それを手に渡して家を去らせるか、あるいは彼女をめとって妻とした次の夫が死んだならば、 24:4 彼女は汚されているのだから、彼女を去らせた最初の夫は、彼女を再び妻にすることはできない。これは主の御前にいとうべきことである。あなたの神、主が嗣業として与えられる土地を罪で汚してはならない。 

●「マラキ書」2:16 
§2:16 わたしは離婚を憎むと/イスラエルの神、主は言われる。離婚する人は、不法でその上着を覆っていると/万軍の主は言われる。あなたたちは自分の霊に気をつけるがよい。あなたたちは裏切ってはならない。 

●「マタイ福音書」5章31-32節 
§5:31 「『妻を離縁する者は、離縁状を渡せ』と命じられている。 5:32 しかし、わたしは言っておく。不法な結婚[欽定訳聖書「不品行」、ラテン語訳聖書 “excepta fornicationis causa”]でもないのに妻を離縁する者はだれでも、その女に姦通の罪を犯させることになる。離縁された女を妻にする者も、姦通の罪を犯すことになる。」 

●「マタイ福音書」19章3-12節 
§19:3 ファリサイ派の人々が近寄り、イエスを試そうとして、「何か理由があれば、夫が妻を離縁することは、律法に適っているでしょうか」と言った。 19:4 イエスはお答えになった。「あなたたちは読んだことがないのか。創造主は初めから人を男と女とにお造りになった。」 19:5 そして、こうも言われた。「それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。 19:6 だから、二人はもはや別々ではなく、一体である。従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」 19:7 すると、彼らはイエスに言った。「では、なぜモーセは、離縁状を渡して離縁するように命じたのですか。」 19:8 イエスは言われた。「あなたたちの心が頑固なので、モーセは妻を離縁することを許したのであって、初めからそうだったわけではない。 19:9 言っておくが、不法な結婚[欽定訳聖書「不品行」、ラテン語訳聖書 “excepta fornicationis causa”]でもないのに妻を離縁して、他の女を妻にする者は、姦通の罪を犯すことになる。」 19:10 弟子たちは、「夫婦の間柄がそんなものなら、妻を迎えない方がましです」と言った。 19:11 イエスは言われた。「だれもがこの言葉を受け入れるのではなく、恵まれた者だけである。 19:12 結婚できないように生まれついた者、人から結婚できないようにされた者もいるが、天の国のために結婚しない者もいる。これを受け入れることのできる人は受け入れなさい。」 

●「第一コリント書」7章5-10節 
§7:5 互いに相手を拒んではいけません。ただ、納得しあったうえで、専ら祈りに時を過ごすためにしばらく別れ、また一緒になるというなら話は別です。あなたがたが自分を抑制する力がないのに乗じて、サタンが誘惑しないともかぎらないからです。 7:6 もっとも、わたしは、そうしても差し支えないと言うのであって、そうしなさい、と命じるつもりはありません。 7:7 わたしとしては、皆がわたしのように独りでいてほしい。しかし、人はそれぞれ神から賜物をいただいているのですから、人によって生き方が違います。 7:8 未婚者とやもめに言いますが、皆わたしのように独りでいるのがよいでしょう。 7:9 しかし、自分を抑制できなければ結婚しなさい。情欲に身を焦がすよりは、結婚した方がましだからです。 7:10 更に、既婚者に命じます。妻は夫と別れてはいけない。こう命じるのは、わたしではなく、主です。 § なお、7:9は、英訳とラテン語訳は以下の通り。 §But if you cannot restrain your desires, go ahead and marry―it is better to marry than to burn with passion. §「欲求を抑制できないなら、さあどうぞ結婚なさい。情欲で身を焦がすよりも結婚する方がよい」 §quod si non se continent nubant melius est enim nubere quam uri §「もしも満足できないなら、結婚しなさい。情欲に身を焦がされるよりは結婚する方がよい。」(ウルガタ) 

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上記以外で、ミルトンが、性格不一致による離婚は許可されるとしている聖句


●「箴言」3021, 23
(21)三つのことに大地は震え
四つのことに耐ええない。
(23)憎むべき女が夫を持つこと
はしためが女主人を継ぐこと。

●「集会の書」9章9節
(9)太陽の下、与えられた空しい人生の日々
愛する妻と共に楽しく生きるがよい。
それが、太陽の下で労苦するあなたへの
人生と労苦の報いなのだ。

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Common expositors in the 16th and 17th century

ミルトン離婚論と16-17世紀の聖書釈義
2014/08/20

「申命記」24章1-4節

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24:1人が妻をめとり、その夫となってから、妻に何か恥ずべきことを見いだし、気に入らなくなったときは、離縁状を書いて彼女の手に渡し、家を去らせる。

24:2その女が家を出て行き、別の人の妻となり、

24:3次の夫も彼女を嫌って離縁状を書き、それを手に渡して家を去らせるか、あるいは彼女をめとって妻とした次の夫が死んだならば、

24:4彼女は汚されているのだから、彼女を去らせた最初の夫は、彼女を再び妻にすることはできない。これは主の御前にいとうべきことである。

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2014/05/26

「創世記」1章27節

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1:27神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。


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2014/05/26

「創世記」2章18-2:24節

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2:18主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」

2:19主なる神は、野のあらゆる獣、空のあらゆる鳥を土で形づくり、人のところへ持って来て、人がそれぞれをどう呼ぶか見ておられた。人が呼ぶと、それはすべて、生き物の名となった。

2:20人はあらゆる家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名を付けたが、自分に合う助ける者は見つけることができなかった。

2:21主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。

2:22そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、

2:23人は言った。「ついに、これこそ/わたしの骨の骨/わたしの肉の肉。これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう/まさに、男(イシュ)から取られたものだから。」

2:24こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一つの肉となる。

 

 


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