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鈴木繁夫
 

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2018/12/14

条件と妄想の違い

Tweet ThisSend to Facebook | by geoschita


「主語+動詞」そこに接続詞がつくと、もう一度「主語+動詞」が出てきます。もともとの「主語+動詞」の動詞と、接続詞内の「主語+動詞」の動詞、この2つの動詞の時制をどんな形にするかで、混乱をすることがあります。それは接続詞が、「‥‥するとき」、「‥‥するまでには」といった副詞節となったときです。制になるかは、副詞節の内容が、条件なのか妄想なのかによります。

   主語+動詞~,  接続詞+主語+動詞~

    <主文>   <副詞節>

 

<主文>の動詞を仮に主動詞、副詞節内の動詞を副動詞とすると、副動詞がどういう時制になるかは、副詞節の内容が、条件なのか妄想なのかによります。

 条件と妄想はどう違うのでしょうか。妄想は現実には起こりえないはずのことです。それに対して条件とは、現実に起こることもあることです。

 次の例は、妄想でしょうか、条件でしょうか。

(1)  水を熱して100度にする。

(2)  水を凍らせて、マイナス257度にする。

(3)  地球の自転速度を遅らせる。

(4)  太陽が現在の温度で燃え続ける。

(5)  私とあなたの立場を入れかえる。

 

現実に起こりうることは、(1)(4)です。これに対して、水はゼロ度以下になれませんから(2)は妄想、自転速度は変えられませんから(3)も妄想、そして(5)では、立場を入れかえるといいますが、私はあなたとは同一人物になれませんからこれも妄想です。

この点を押さえると、条件で用いられる時制は現在形(ちょっとやそっとでは動かない事実形)、そして妄想を表すときに使うのは、現在からは切断されている過去形を使うのだとわかります。



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