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鈴木繁夫
 

英語感覚

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2018/12/13

時間差か同期か (2) 動詞の形の決め方

Tweet ThisSend to Facebook | by geoschita
 直線に流れる時間上を過去・現在・未来と分け、さらに開始点・終点をどこにとるかを考えると、そのパタンはわずか7通りしかありません。

 にもかかわらず、ネイティブスピーカーが日本人が話したり書いたりする英語の時制の使い方に違和感を覚えるのは、私たち日本人には、時間差か同期かという、直線的に流れる時間軸上の二元対立があまり意識されないからです。

 時間差は、直接的に流れる時間の軸においてある程度の幅があると意識された場合です。たとえば、「今、食べ終わった。」は開始点が過去、終点が現在ということで時間の流れの幅が感じられます。これに対して、同期というのは、開始点が過去なら終点も過去、開始点が現在なら、終点も現在、また開始点が未来なら終点も未来という捉え方です。「先月、君は二回欠席している。」は一回目に休んだ開始点も過去、二回目に休んだ終点も過去ですから、開始点と終点との間に時間軸の幅が感じられない「同期」(赤字箇所)となります。


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