ノイマン『太母:元型の分析』

 

 

第一部

 

.1.            元型の構造

元型は無意識の領域や意識・無意識間の領域においてみられる効果。3B

 

その効果はかならずイメージ化されている。5T

「ひとつの心的実態はひとつの意識内容であり、この実態はイメージの質をもつかぎりにおいて表象化されうる」(ユング『精神と生命』)

 

ただしそのイメージは静的でなく動的である。6T

「元型はもちろんそれ自体でイメージでありうるのだが、また同時に力動的でもある」(ユング『心的なもの性質について』)

 

そのようなイメージは、無意識の領域にあるシンボルである。6TB

なぜなら元型それ自体は無意識の領域にあって表象不可能であるが、イメージとして表象化された元型はもはや無意識の領域にすっぽりおさまっていない。6M

 

シンボルは意識がどれほど無意識から差異化されているかによって、シンボルの意味解釈は差異化される。未分化から分化へという段階をへる。

 

〈元型的な女性〉としての<太母>11M

 

《増幅法》amplificatio:形態比較心理学:

宗教、考古学、民俗学などでえられた形態を類推によってまとめ比較する。13M

「神話モチーフ」の比較といってもよい。

 

逸話:患者とミトラス文書との太陽のペニスにまつわる「明白な並行現象」14M

 

「神話モチーフ」は永遠的な存在である。15T

とすると元型は、力動的であると同時に、内容でもある。15TB

 

元型によるご利益:

個性的なものではなく普遍的なものをあつかえる。

無意識がどうなっているかがわかる。16M

 

 

.2.            女性元型と太母:6段階

1.         無意識それ自体

2.         ユロボロス

3.         女性元型

4.         <太母>

5.         アニマ(意識と無意識のまたがる領域)

6.         投影像(世界)

 

 

.3.            女性の二つの性質

基本的性質:

〈大いなる容器〉:すべてをつつみこみ生かし、それを放さない25M

 

転換的性質:

出産・母乳:増やし変化させる(卵が体に、血が乳になる)。29M

 

.4.            女性的なものの中心的シンボル

基本的性質:

壷→腹→子宮

 

 

転換的性質:

乳房

 

.5.            転換の神秘

再生

 

.6.            女性的なもの機能領域(4つの軸)

 

.7.            裏返し現象と元型の力動性(4つの心理段階)

 

 

第二部

 

.1.            序文

.2.            プラスの基本的性格

.3.            マイナスの基本的性格

.4.            〈大いなる円〉としての<太母>

.5.            植物をつかさどる処女

.6.            獣の処女

.7.            霊的転換