▶英訳を考える◀【状況:空間コンピューティング】 アップル社ビジョン・プロによる空間コンピューティングへの道程は長い
空間コンピューティングの展望が実現化するにはまだ時間がかかりそうだ。価格が高すぎて買いたくともおそらく手が出しにくいし、そもそもまだ生まれたばかりの拡張現実市場にあって、製品の使用目的が、エンタメという他に、はっきりしたものがない。
◇英訳◇
The vision of spatial computing could take some time to materialize because the high price tag will likely dissuade most buyers and the product does not have any clear use beyond entertainment in a still nascent augmented reality (AR) market. (Reuters)
■ここに注目■
【1】《語法:動詞》 実現化は、期待していた出来事が現実になる場合には materialize.
【2】《構文:無生物主語》 価格が高すぎては、無生物主語 the high price tag にして、手が出しにくいにあたる動詞 dissuade を補う。
【3】《構文:無生物主語》 製品の使用目的は、そのままで無生物主語になるが、このかたまりを分解して、製品が目的をもっている the product has useと考える。
【4】《語法:前置詞》 他には、except だが、これだと複数の使用目的を並立させてしまうことになるが、ここではその複数の目的が何であるのか不明なので、 beyond.