▶英訳を考える◀【状況:生成AI】 個人や小規模ビジネスで利用の可能性をさぐる
今や、ChatGPTやイメージ作成のMidjourneyといったアプリによって、個人や小規模ビジネスがAI技術にじかに触れられるようになった。これらのアプリを道具として利用し、重い作業を自動化したり、何かを作り出すときのスピードをあげられないかと検討している。
◇英訳◇
Now, applications like ChatGPT and the image-generator Midjourney have placed the technology directly into the hands of individuals and small businesses who are using the tools to see if they can automate laborious tasks or speed up creative processes. (WSJ)
■ここに注目■
【1】《構文:無生物主語》 アプリによって、XがYにじかに触れられるは、(無生物)によって、XがYに~するようにするという無生物主語の構文。無生物主語に続く動詞は、place Y 前置詞句(Xが~する)。動詞place を使うと、 Y is 前置詞句 とみなせばよいので簡単に翻訳ができる。
【2】《語法:名詞》 Xがじかに触れるは、directly in the hands of ~. hands (複数形)は~が所有し管理するという意味。
【3】《語法:動詞・名詞》 何かを作り出すは、creative process.独創的な新しいものを作り出すときには create, これに対して何かを加工して大量に作り出すときには produce. また作り出すときの手順・方法が問題になっているときには process を加える必要がある。ここでは生成AIを使えば、独創的な新しいものを作り出すときの手順・方法をスピードアップできるということなので、 creative process.