エンブレムというのは、@短い題名、A図絵、Bそしてその二つを説明する短い詩という、
三つの要素からできています。

この形式で、一冊の本を編んだのが、16世紀イタリアで市民法学者として活躍したアルチャートです。

エンブレムを読んでいくうちに、シェイクスピアやガリレオの時代の人たちが、生きていくときに、
なにを大切と考え、どういう世界観をもっていたのか、図絵と文字という二つの媒体を通して知ることができます。

それだけではありません。西ヨーロッパの人たちが、怪獣をふくめた動植物やふだん目にする物事に
どういう観念をいだいていたかも、よくわかるのです。

エンブレム関連用語

エンブレム電子テキスト

アルチャート
(エンブレムの創始者)

エンブレム文学 (形像と文学の饗宴)

エンブレムの研究書・解説書・翻訳案内

  アルチャート(エンブレムの創始者)の部屋

  フェーン(愛のエンブレムの創意者)の部屋

Inscriptio(題銘)
格言、諺、モットーなどが記載される

エンブレムへの解説・研究

Pictura (図絵)
題銘を視覚した絵。
解読には短詩が不可決。

PicEpigramma(解説詩)
題銘と図絵の結びつきを説明する。図絵にこめられた不可解な意味を氷解させる