副詞節と完了形 (2) 時間差がある
基準点と主張点との間に、はっきりとした時間差が意識されるときに、副動詞か主動詞のどちらかの時制を完了形にしたものを使います。
でははっきりとした時間差が意識されるというのはどういうことでしょうか。それは、次のような場合です。
まだ午後4時だった。でももうみんなオフィスにいなかった。
手元の時計では午後4時で、会社が終わるのは5時なのに、なんと勤務時間終りまでまだ1時間もあるが、その午後4時よりも前の時点でみんな会社からいなくなってしまったというのです。
4時という基準点と、職場のみんなが去った主張点との間には、はっきりとした時間差がありますから、どちらかの動詞を完了形にする必要があります。4時よりも過去の時点でみんなは会社からいなくなったので、主張点が基準点よりも後ろにあります。そして基準点は過去ですから、主張点は過去完了形になります。
It was only four o’clock, but everyone had already left the office.
but 以下は時をあらわす節(副詞節)ではありませんが、はっきりとした時間差ということを示すために、わかりやすいのであえてあげました。
では副詞節の例をあげてみると、
基本的な会話のパタンを覚えてから、ジンバブエに行くつもりです。
基本的な会話のパタンを覚え終わった時点が基準点になり、行く時点(主張点)は基準点よりも前にあると、はっきりとした時間差で意識されています。そこで基準点を完了形に、主張点が未来形になります。
After I have learned some basic conversational phrases, I will go to Zimbabwe.

