11/19/2023 / 最終更新日 : 11/19/2023 鈴木 繁夫 拒絶の地獄と受諾の天国:イギリス結婚小説の求愛 アンソニー・トロロップ『エウスタス家のダイヤ』 Trollope, The Eustace Diamond (1873) 『エウスタスのダイヤ』 設定 186?年冬 スコットランド・クライド湾岸(グラスゴー北西部)およびロンドン 登場人物と梗概 リジー・グレイストック・エウスタス Lizzie Greystoc […]
04/14/2023 / 最終更新日 : 04/14/2023 鈴木 繁夫 拒絶の地獄と受諾の天国:イギリス結婚小説の求愛 アンソニー・トロロップ『今風の生活』Trollope, The way we live now (1875) 設定 1873年2-8月 ロンドンおよび サフォーク (The way we live now. BBC TV series) 登場人物 カーバリー家 the Carburys レイディ La […]
09/02/2021 / 最終更新日 : 07/19/2022 鈴木 繁夫 結婚・離婚の歴史と文化 ローレンス・ストーン『イギリス1500-1800年代の家族、性、結婚』 (原題 The Family, Sex and Marriage in England 1500-1800) 各章の見出しと大まかな内容は次のようになっています。(クリックすると、内容の要約が出てきます) 第1部 序説1 […]
08/21/2021 / 最終更新日 : 09/02/2021 鈴木 繁夫 結婚・離婚の歴史と文化 歴史家が明かす結婚・離婚観の変遷 「歴史は現実を照らし出し、記憶を活性化させ、日常の指針を提供してくれる」(キケロー)という言葉があります。私たちが日常で経験する様々な出来事も、それら出来事に対して感じる気持ちも、<現実>であることに違いはありません。 […]
08/14/2021 / 最終更新日 : 02/07/2023 鈴木 繁夫 結婚・離婚の歴史と文化 ライオネル・トリリング『「誠実」と「ほんもの」』第1章 まとめ 倫理的生活は変化する 美徳に本質的なものであるとは自ら見なしていなかった新しい要素を創始したり付け加えたりする。 反対意見:これらの差違は、大した問撃はない。たとえば、『イリアッド』 人間性は決して変らない。倫理生活を貫 […]
10/01/2020 / 最終更新日 : 02/14/2023 鈴木 繁夫 結婚・離婚の歴史と文化 イギリス文学でたどる結婚破綻・離婚 「恋愛で燃焼し、結婚で子孫と資産獲得、でも離婚は不可能」というのが、16-17世紀のイギリスの男女の愛についての考え方でした。結婚は、燃焼する恋愛とはあくまで別物で、子孫を残すための仕組みでした。これが19世紀頃から変化 […]
09/12/2020 / 最終更新日 : 09/12/2020 鈴木 繁夫 図像から覗く結婚・離婚の文化 お歯黒 (明治の外国人による評価) ¶ティリーが有夫の女の歯は艶々と黒いと言うのはむろんお歯黒のことである。出島蘭館員の記録以来有名なこの風習に対しては、彼らは異口同音に嫌悪の念を書きつけている。 ¶たとえばオールコックには、お歯黒をした女の目は「まるで口 […]
11/25/2015 / 最終更新日 : 09/11/2020 鈴木 繁夫 図像から覗く結婚・離婚の文化 イングランドの結婚慣習:放蕩の末の破綻 ねえ、あなた、私を随分うまく騙したわね。お願いだから、あなたのいけない子を受け取って下さい。 こちらこそ、お願いだよ、お姉さん、ほっといてくれ。はっきりいうが、みんな無くなっちまったのさ。 ◆解説◆ 床には […]