08/29/2020 / 最終更新日 : 04/25/2022 鈴木 繁夫 ミルトン離婚論執筆に潜む背景 人類最初の夫婦を描くミルトンの『失楽園』とフランケンシュタイン ジョン・ミルトン(1608–1674年)は、『失楽園』(1667年, 約1万行)の叙事詩人として、イギリスではその名を知らない人はいません。この長編詩は、完 […]
08/27/2020 / 最終更新日 : 04/25/2022 鈴木 繁夫 ◆年譜◆結婚および4離婚論 Redditur et dulces concorditer exigit annos 妻は私のもとに戻り、心を一つにして幸せに何年も暮らしました ケファルスとポクリスの結婚生活 (オウィディウス『変身物語』7巻752行 […]
08/27/2020 / 最終更新日 : 08/27/2020 鈴木 繁夫 ミルトンによる離婚論執筆の私的背景 ミルトン ソネット9番 Lady that in the prime 若々しい人生の春のさなかにいる上品な淑女よ、 賢明にも広い道、緑の道をお捨てになり、 <天の真理>という丘へと努力して登るごく一人握りの人たちと きわだって並び立つあなたよ、 あなたは、マリアやルツにならい、良い方を 選 […]
08/24/2020 / 最終更新日 : 12/18/2024 鈴木 繁夫 ▶▶探るラテン語名言・名句◀◀ ◆人生◆ 占いに頼らない賢明 Prudens futuri temporis exitum/Caliginosa nocte premit deus,/Ridetque, si mortalis ultra/Fas trepidat. プルーデーンス […]
08/20/2020 / 最終更新日 : 08/20/2020 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ 市川 伸一 (2001). 学ぶ意欲の心理学 PHP新書 知識なくして思考なし ¶認知心理学では、人間は受身的に情報を蓄積するのではなく、すでにもっている知識を使いながら情報を取り込んで、知識体系を絶えず作り直していく能動的な存在であるとみなします。……学習者が知識を主体的に構 […]
08/15/2020 / 最終更新日 : 06/10/2023 鈴木 繁夫 ▶▶探るラテン語名言・名句◀◀ ◆恋・愛◆ 愛があると何もかもが怖くなるのです Cuncta timemus amantes. クンクタ・ティメームス・アマンテース 愛があると何もかもが怖くなるのです。 (オウィディウス『変身物語』7巻719行) 【解説】 アッティカの王子ケファルスは、アテネの王 […]
08/09/2020 / 最終更新日 : 08/09/2020 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ 鈴木謙介 (2013) ウェブ社会のゆくえ: 「多孔化」した現実のなかで (NHKブックス) ¶「意味」が、情報技術によって生み出されるようになったことで、本書で「情報空間」と呼ぶような空聞が生まれた。 ¶親密であるということは、親密な間柄であれば見せてもいいと自分が判断した情報を開示するということ、つまり親密さ […]
08/08/2020 / 最終更新日 : 12/18/2024 鈴木 繁夫 ▶▶探るラテン語名言・名句◀◀ ◆人生◆ 今こそ楽しめ Dum loquimur, fugerit invida/Aetas: carpe diem, quam minimum credula postero. (詩)ドゥーム・ロクイムール・フーゲリト・インウィーディア/アエ […]
08/07/2020 / 最終更新日 : 08/07/2020 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ 稲垣忠彦 (1984). 戦後教育を考える 正答主義と自律的学習 [日本での学習]知識の学習において、競争に動機づけられた意欲は促進され、一部の「勝利者」によろこびをもたらすが、そのよろこびが、学問・文化、人間理解に関する内発的な関心、知的な追求のよろこびと結びつ […]
08/06/2020 / 最終更新日 : 02/08/2022 鈴木 繁夫 ▶▶探るラテン語名言・名句◀◀ 著者とその作品:ホラーティウス (前65年-前8年) Horace ローマのアウグストゥス時代の詩人。ローマ詩人のなかでも、その大人らしい達観から、西洋ではもっとも愛されているローマ詩人といってもよい。ホラーティウスは、一連の詩集のなかで、生きにくく混濁する世界でどのような考え方をもち、 […]