08/12/2022 / 最終更新日 : 08/13/2022 鈴木 繁夫 ▶▶危うい英文読解◀◀ 「民主主義は最悪の政治制度」という逆説的チャーチル演説: タイムズ紙による要約 保守党党首であったチャーチルは、1947年11月11日に、労働党が与党であった庶民院で演説を行った。この演説は、「1911年議会法」の修正審議にあたり、11年当時、ロイド・ジョージ率いる労働党の閣僚として、この議会 […]
08/12/2022 / 最終更新日 : 08/13/2022 鈴木 繁夫 ▶▶危うい英文読解◀◀ 「民主主義は最悪の政治制度」という逆説的チャーチル演説 (1): 堺屋太一『歴史の使い方』 堺屋太一『歴史の使い方』(日経新聞社, 2013年) 堺屋太一というオピニオン・リーダー 近未来小説というジャンルを日本で最初に開拓したのは堺屋太一で、その処女作は石油危機を予言した『油断!』であった。堺屋太一は、作家 […]
07/26/2020 / 最終更新日 : 08/01/2020 鈴木 繁夫 ▶▶危うい英文読解◀◀ ポストコロニアルの世界像: 広瀬隆『資本主義崩壊の首謀者たち』 資本主義崩壊の首謀者たち (集英社新書) 21世紀の最初の金融危機は、アメリカの金融貸付業者が返済能力のない低所得層にまで家を買わせるネズミ講まがいのゲームが破綻したことが引き金になり、世界の資産が暴落したリーマン・シ […]
12/10/2019 / 最終更新日 : 08/14/2022 鈴木 繁夫 ▶▶危うい英文読解◀◀ 意趣返しとしての米兵残虐行為: 日下公人『戦前の教科書』 日下公人『いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」』(祥伝社, 2013年) 本書のいう「戦前の教科書」とは、小学校がまだ尋常小学校と呼ばれていた大正末から昭和15年まで使われていた教科書をさしている。「戦前の教科書」と […]
11/30/2019 / 最終更新日 : 08/16/2022 鈴木 繁夫 ▶▶危うい英文読解◀◀ マッカーサー証言「日本人12歳」の真意: 井沢元彦『「言霊」解体新書』 井沢による評価 20世紀末の日本では、20世紀の最大の歴史的出来事であった太平洋戦争・大東亜戦争について、その戦争はそれまで主張されてきたほどに邪悪なものではなく、また国史上でも真っ黒な汚点とのみ評価するのは、「自虐史 […]
02/02/2017 / 最終更新日 : 02/08/2021 鈴木 繁夫 ▶▶危うい英文読解◀◀ アダム・スミスのためらい:『国富論』の文章スタイル 21世紀に生きている我々が、英語学習の一環としてぜひとも読んでおきたい本として、「チャールズ・ダーウィンの『種の起源(On the Origin of Species)』、「神の見えざる手」で有名なアダム・スミスの『国富 […]
01/29/2017 / 最終更新日 : 08/14/2022 鈴木 繁夫 ▶▶危うい英文読解◀◀ 『国富論』とダイダロスの翼:大河内暁男訳『国富論』 古典といわれる名著を本格的に読もうとするなら、古典が書かれた時代に共有されていた問題意識を知らないと、肝心の点を読み飛ばすか誤読してしまうことになるでしょう。それに加えて古典の古典、つまりギリシア・ローマの政治・文学・ […]
12/21/2016 / 最終更新日 : 08/22/2022 鈴木 繁夫 ▶▶危うい英文読解◀◀ 冤罪(えんざい)事件とキリスト教用語:佐伯啓思『アダム・スミスの誤算』 佐伯啓思『アダム・スミスの誤算:幻想のグローバル資本主義(上)』(PHP新書, 1999年)再版(中公文庫, 2014年) アダム・スミスの命題 どの学問分野にも名著といわれるものがあり、そうした名著はその分野の基本的 […]