▶英訳を考える◀【状況:職への再応募】 現行社員が存在価値を視覚化してアピールする
一時解雇やリストラが進むなか、現行の社員が自分の所属する部署に再応募を求める方法をとる会社がある。これは、社員自らが会社に存在価値があることを視覚化するか、それとも会社を辞めるかということだ。
◇英訳◇
As layoffs and restructuring efforts roll on, some companies are taking this approach, having existing employees re-apply for their own positions – asking them to prove their quantifiable worth to the company or lose their jobs. (BBC)
■ここに注目■
【1】《語法:名詞》 リストラはrestructuring だけでも可能だが、efforts を入れると会社側がリストラに積極的にかかわっていることが伝わる。
【2】《語法:動詞》 進むは go on でも可能だが、 roll on だと波などが押し寄せるということで、進む度合いの迫力が強くなる。
【3】《語法:名詞》現行の社員は、existing あるいは current.
【4】《構文:分詞構文》 ~することを求める方法は、this approach, having 人 原形動詞 の形。this approach of having 人 原形動詞 が正式な形だが、現代英語ではofを省略して、同格の分詞とした表現がとられることがある。
【5】《語法:動詞》社員が~求めるは、日本語の発想では asking employees to reapply だが、金を払って雇った人や目下の人に対してやってもらうのが当然というときには、have 人 原形動詞の形を使い、having employees reapply となる。
【6】《語法:名詞》 視覚化は、文字通りにはvisualization だが、ここではパワポなどを含めた文書資料によって自分の存在価値を会社にアピールすることなので、定量化した値打ち quantifiable worth となる。
