08/17/2024 / 最終更新日 : 08/19/2024 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ ナシーム・ニコラス・タレブ『反脆弱性』 強くもなく弱くもなく、「しなる」柳のように ¶私たちは通常、すぐに壊れたり調子が悪くなったりする性質を「脆弱」 fragile と形容します。脆弱の対概念として「頑強」 robust が挙げられてきました。これは外乱や圧 […]
11/07/2021 / 最終更新日 : 11/07/2021 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ ローレンス・タウブ(Lawrence Taub) (2007). 3つの原理 : セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす. 金子宣子訳 ダイヤモンド社 ¶経済・政治システムを「精神化」させるうえで、四つの動きが重要な役割を演じるだろう。「自発的簡素」「適正技術」「経済的平等」「仕事の削減」である。(pg.317)¶自発的簡素とは…「ごたごたとした爽雑物は捨て、本当に必要 […]
09/08/2020 / 最終更新日 : 09/10/2020 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ 呉善花. (2001). 日本人を冒険する: あいまいさのミステリー. PHP研究所. ¶自己主張とは単に自分を押し出すということではなく、自分の考え方をはっきり言うことであり、社会的に自分を他者に認めさせる (pg.41) ……自己留保とは、自己を消すことではなく、自己をいったんカッコに入れ…そうやって自 […]
09/06/2020 / 最終更新日 : 10/31/2020 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ 能動態と中動態:バンヴェニスト『一般言語学の諸問題』より ”Active and Middle Voice in the Verb” in Benveniste, Emile. (1971). Problems in general linguistics. Coral G […]
08/20/2020 / 最終更新日 : 08/20/2020 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ 市川 伸一 (2001). 学ぶ意欲の心理学 PHP新書 知識なくして思考なし ¶認知心理学では、人間は受身的に情報を蓄積するのではなく、すでにもっている知識を使いながら情報を取り込んで、知識体系を絶えず作り直していく能動的な存在であるとみなします。……学習者が知識を主体的に構 […]
08/09/2020 / 最終更新日 : 08/09/2020 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ 鈴木謙介 (2013) ウェブ社会のゆくえ: 「多孔化」した現実のなかで (NHKブックス) ¶「意味」が、情報技術によって生み出されるようになったことで、本書で「情報空間」と呼ぶような空聞が生まれた。 ¶親密であるということは、親密な間柄であれば見せてもいいと自分が判断した情報を開示するということ、つまり親密さ […]
08/07/2020 / 最終更新日 : 08/07/2020 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ 稲垣忠彦 (1984). 戦後教育を考える 正答主義と自律的学習 [日本での学習]知識の学習において、競争に動機づけられた意欲は促進され、一部の「勝利者」によろこびをもたらすが、そのよろこびが、学問・文化、人間理解に関する内発的な関心、知的な追求のよろこびと結びつ […]
07/30/2020 / 最終更新日 : 07/30/2020 鈴木 繁夫 ▶▶要言集◀◀ ボルノー 徳の現象学 禁欲と吝嗇(りんしょく) 「備えあれば憂いなし」(時期にかなって節約すれば、困ったときに足りている)。もっとあとの時点のためにひとつの楽しみをとっておくために、目下自分に達成可能な楽しみを抑制することだ。つまり人間は、将 […]