▶英訳を考える◀【状況:女子サッカー】強豪のスタイル


女子サッカー・トーナメントによって、試合運びの成長具合が披露されたが、勝ち残った強豪のスタイルは対照的だ。イングランドは押しも粘りも強く、実践的だが、スペインの方はその名を馳せているあらゆる技を見せつける。
◇英訳◇
The tournament has showcased the development of the women’s game but the finalists do present a contrast in styles — England pragmatic, ruthless, resilient and Spain displaying all the technical skill the country’s football is famed for. (Reuters)

■ここに注目■
【1】《二元対立:自⇔他》 女子サッカーは、日本語では共同注視枠が文頭に必要なので、the women’s football tournament となってしまうが、英語では「XがYにその力を及ぼす」という捉え方をするので、「トーナメントが女子サッカーの発展に~という力を及ぼす」と考えるので、女子サッカーは目的語(Y)の位置にくる。
【2】《構文:無生物主語》《語法:動詞》 披露された。英語では無生物主語が多用される一方で、日本語では無生物主語はなじまない。そのために、英語の無生物主語構文のあとの動詞は英語では能動態であっても、日本語では受動態になることがある。披露されたと日本語訳としては受け身になるが、英語では能動形 showcase(披露の場を提供する)となる。
【3】《二元対立:自⇔他》 強豪のスタイルは、【1】と同じ理由で、「強豪がスタイルの対照を提供する」と考えるので、the finalists’ style とはしない。
【4】《語法:形容詞》 押しも粘りも強くは、日本語ではたまたま「強い」で2つの名詞を修飾できるが、英語ではruthless, resilientとなる。


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