◆二元対立の英語感覚◆《旧情報⇒新情報》 We’ve got は There is の類型


there is構文はなぜあるのか」に続く内容です。 

旧情報から新情報に流れるという英語の原則がわかってくると、日本語の場合、この原則に逆行することが多いことに気づいてくるはずです。例えば、
冷たいビールとおいしいおつまみの用意できている。」
ビールとおつまみは相手にとって新情報ですが、この新情報が日本語では文頭にきています。ではこれを英語に直すとどのようになるでしょうか。
私たちは多くの場合、
 Cold beer and tasty snacks are ready.
といってしまいますが、ビールとおつまみは新情報なので文頭にくると不自然なのです。

そこで、We’ve got (We have got)を文頭にもってきて、
 We’ve got cold beer and tasty snacks ready.
という形で表現します。

 とはいえ、新情報が文頭に来ることもあります。それは、疑問文に対しての解答です。
「何の準備ができているの?」というイライラした相手の疑問に対して、心配するな、私はちゃんと準備をしている、「冷えたビールとおいしいスナックはもうテーブルに並べてある」
 Cold beer and tasty snacks are ready.
となります。