◆二元対立の英語感覚:【主体と属性】形容詞の違い

主体:本人そのひと
属性:その本人を本人らしくしている特徴

「今、二十歳です。」、「背の高さは180センチ。」までは中学1年生でもいえます。

ところが、「ヒモの長さは2メールだ。」、「キリンの体長は8メートルだ。」、「恐竜の体重は15トンある。」という文になると、途端に、長さ・体長はlength、体重はweightという名詞をあてて、

△The length of the rope is two meters.
△The height of the giraffe is eight meters.

△The weight of the dinosaur is fifteen tons.

といったような英語を書いてしまいます。

しかし今一度、基本に戻れば、「今、二十歳です。」は年齢にあたる名詞ageを主語にして

× My current age is twenty.

とは表現しないはずです。

(1) I am twenty years old now.

同じく、「背の高さは180センチ。」は
× My height is 180 centimeters.
ではなく、

(2) I am 180 centimeters tall.

といえるはずです。

(1)と(2)のような言い方をする見方は、主体と属性、やさしく言い換えると、主体は本人そのひと、属性は、その本人を本人らしくしている特徴とを切り分けて考えるということです。

主語には主体である I がおかれ、補語 twenty years oldや180 centimeters tallという属性がきます。

主体と属性の二分法がわかると、

「ヒモの長さは2メールだ。」→「ヒモは、2メールの長さだ。」
「キリンの体長は8メートルだ。」→「キリンは8メートルの体長だ。」
「恐竜の体重は15トンある。」→「恐竜は15トンの体重である。」

と読み替える必要があるのです。

 次に問題になるのは、「2メールの長さ」、「15メートルの体長」、「15トンの体重」ですが、ここでもう一度、

(1) I am twenty years old.
(2) I am 180 centimeters tall.

これらの文に注目してみると、補語の部分は

数字+単位+属性

になっています。

(数字+単位)に当たるところを切り取ってみると、

△(1) I am old.

△(2) I am tall.

となり、どういう種類の属性なのかをoldやtallが示していることがはっきりと見えてくるはずです。

これがわかると、

「ヒモは、2メールの長さだ。」
The rope is two meters long.

「キリンは8メートルの体長だ。」

The giraffe is eight meters tall.

とすればよいことがわかります。

では「恐竜は15トンの体重である。」は?

△ The dinosaur is fifteen tons heavy.

といえるはずですが、どういう理由からか、体重の場合は動詞weigh (名詞weightの末尾のtを落とすとできる動詞)を使います。

The dinosaur weighs fifteen tons.

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