◆二元対立の英語感覚◆ 《点(瞬間動作)⇔ 線(状態)》got married vs. is married
こんな簡単なことなのにいつも間違えてしまうというのが、この区別です。たとえば昨日は見かけなかったけれどもどうしたのかと聞かれて、カゼをひいてしまったというときです。
☠ I caught cold and stayed at home all day long.
風邪をひいて一日中、家にいました。
ところがカゼをひいたのですが、それはほんの昨日のことで、寝込むほど大変で、症状が今すっかり消えているわけではありません。そんなときはいまでも風邪引き状態が期間をともなって継続していることになります。ですから
☀ I had a cold yesterday.
昨日風邪をひいた。
としなくてはいけません。catchはcatchする動作が一回起こったということ、それにたいしてhaveはその持っているものがある程度の期間を続いていたことです。
これと同じことが、get marriedとbe marriedについてもいえます。ご両親は結婚して何年かときかれて、
☠ My parents have got married for twenty-five years.
私の両親は結婚して25年になります。
とすると、25年間、結婚の状態を継続していたではなく、25年間何度も何度も結婚式を挙げたことになります。ですから正しくは、
☀ My parents have been married for twenty-five years.
です。これがわかると離婚して何年になったということへの返事としては、
☠ My parents have got divorced for three years.
私の両親は離婚して3年になります。
ではなく
☀ My parents have been divorced for three years.
が正しいことがわかります。そしてこのように線(状態の継続)ではなく点(一回の動作)として表現したいのなら、時の一時点を明示して、get divorcedになり、
☀ My parents got divorced after twenty-five years of marriage.
私の両親は、25年間の結婚の末、離婚した。
となります。
中国人の彼女に、日本では玄関で靴を脱ぎスリッパをはくことになっているというときには、
You are supposed to put off your shoes and put on [×wear] slippers when you walk into a Japanese house.
日本の家にあがるときには、靴を脱いでスリッパを履くことになっている。
となります。もしもwearといいたいなら、
☀ You are supposed to wear slippers in a Japanese house.
日本の家にあがったら、靴を脱いでスリッパを履くことになっている。
となります。家の中にいるときにははきつづけるという状態が継続するからです。でも家にはいるのは玄関をくぐるときのただの一度だけですから、put onになります。
