▶英訳を考える◀【状況:求職者の技能】 ソフト力
雇う側は、求職者の経験や専門技能と同じくそのソフト力をしだいに注視するようになってきている。
◇英訳◇
Employers are increasingly considering a candidate’s soft skills as closely as their experience and explicit technical specialties. (BBC)
■ここに注目■
【1】 《二元対立: 同vs. 差》 X as ~ as Yの同等比較では、旧情報⇒新情報→補足情報という流れになることが多い。 as Y の部分が補足情報になっていて、得てして相手が十分に理解できる情報がくる。例文の場合、雇う側が、Y=「求職者の経験や専門技能」を注視するのは当たり前。日本語では、補足情報が文の前に、そして新情報よりも前におかれる。
【2】 《語法: 名詞, 形容詞》 ソフト力とは、その人柄がもたらす信頼感、机の整理などの几帳面さといったこと。soft skillsで一語としてとらえるので、aがつく。なおsoftは、柔らか・穏やかという意味ではなく、software/ hardware, soft copy/ hard copyの対立からイメージされるように、「実体のある固形物」ではないが、「そこに存在していることが五感で捉えられる」という意味。
