▶英訳を考える◀【状況:ウクライナ侵攻】 選挙による領土正当性


ウクライナと西側諸国は、投票はまがい物で、その意図するところはロシアがこの7ヶ月間にウクライナに侵攻して奪った土地への正当性を見かけ上確保することだと評している。
◇英訳◇
Kyiv and Western governments have described the votes as a sham designed to confer a veneer of legitimacy to Moscow’s seizure of Ukrainian land seven months on from its invasion. (WSJ)

■ここに注目■
【1】《語法:名詞》 ウクライナと西側諸国のうち、国をあらわすには国名ではなく首都も使える。また諸国だが、声明を発表するなど、人が行う行為(ここでは評する)の場合には、countries よりも governments.
【2】《語法:名詞》 まがい物は日本語では本物に似せて作られたものだが、英語の sham は、似ているかどうかよりも、実際には本物でないのに、本物だと主張されていることに重点がある。
【3】《語法:動詞》 その意図するところは~を(入念に)意図するは、designで、人 design物 to~ の文型で、受け身形でよく使われる。例文では the votes which are designed to~ で、関係詞+be動詞の部分が省略されている。
【4】《語法:名詞》 見かけ上の~は、にたいして否定的な評価をしている場合には an appearance ofよりも、a veneer of. この veneer は日本語のベニア板のベニア。ただし英語でベニア板は plywood.
【5】《語法:動詞》 正当性を確保するの確保は、公に正当性を担保するということで、達成した行為に対してその報いとして公に資格を与えることなので confer.


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