▶英訳を考える◀【状況:生成AI】 ビジネス界は生成AIを試している
建築・ソフトウェア・エンタメなど世界中のビジネス業界で、テクノロジーの新最前線である「生成AI」とよばれるプログラムが試されている。これは、文章、画像、美術作品を人間のように作成する。
◇英訳◇
Around the world, business people across industries including architecture, software and entertainment are testing out tech’s new frontier: so-called generative AI programs that produce writing, images and art much like humans do. (WSJ)
■ここに注目■
【1】《語法:形容詞》 などにたいして、and so on や for example を日本人は頻繁に使うが、including で簡潔に処理できる。名詞(漠然) including 名詞(具体) の形になっている。
【2】《語法:名詞》 ビジネス業界は、business industries だが、この例文のように日本語では業界などの団体がかかわると、業界・業種において~がなされているという言い方が一般的である。しかし英文では、業界・業種の人が~を行うという、人を主語とした能動態が使われる。なお across industriesの across は、異業種をまたいでという意味。
【3】《二項対立:漠然⇒具体》 XであるYは、X(漠然),[:] Y(具体)の形をとる。例文ではコロンになっているが、カンマが通例。コロンにすると、XとYの間に一息入り、Xとは実はYのことなのですというややもったいぶった意味合いになる。
【4】《語法:副詞》 「~」とよばれるは、so-called. これは、個人的にはその呼び名は誤っているというニュアンスがある場合と、ここのようにたんにそう呼ばれているという場合がある。
