▶英訳を考える◀【状況:時間感覚】熱中していると時間はゆっくりすぎる


矛盾するようだが、ビデオゲームなどに熱中していると、時間はゆっくりすぎていく。ところが、それを後で思い出すと、時間は速くすぎたとなる。
◇英訳◇
Paradoxically, time can feel slow when we’re deeply absorbed in something, such as a videogame. But our memory tells us it passed quickly. (WSJ)

■ここに注目■
【1】《語法:名詞》 矛盾は以前と今との間に一貫性がなければ inconsistency, 以前と今とが相反していればcontradiction だが、今の時点で同時に成り立たないはずのことが成り立っている場合にはparadox. 例文では熱中すると時間は早くすぎるはずなのに、実際にはゆっくりだと感じるから、paradoxを使い、副詞形にする。
【2】《二項対立:漠然⇒具体》 ~などに熱中するは、absorbed in  に対応するが、~の部分に日本語だといきなり具体的な例(ビデオゲーム)が出てくる。しかし英語の流れは、漠然⇒具体なので、まずsomethingと述べて、次に such as を入れて、具体的ながくる。
【3】《構文:無生物主語》 時間はゆっくりすぎていくは、直訳すると time can go on slowly だが、これだと文字通り、時間経過がゆっくりということになる。自分にとってそう感じられることなので、time can feel slowly. このfeelは、ものの性質が~と感じられるという意味。
【4】《構文:無生物主語》 後で思い出すは when we recollect later だが、ものが~を知らせてくれると考えて、our memory tells と簡単に処理できる。


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