▶英訳を考える◀【状況:子どもへの褒美】 店に行っての買い物ではなく、子どもの仮想財布に課金してあげる


親は、少額のを仮想財布に追加すればよいので、ターゲットまで行って財布を出して少額のものをいちいち買う必要に比べれば時間と金の節約になる。
◇英訳◇
By topping up virtual wallets with a little cash, parents save money and time compared with a trip to Target and don’t have to take out their wallets for every little purchase. (WSJ)

■ここに注目■
【1】  (かね)は現金をさすことが多いが必ずしもそうとは限らない。例文は、親が子どもにご褒美をあげるとき、ディスカウント百貨店ターゲットに行って、子どもが欲しいものを買ってやるのがこれまでの習わしだったが、最近では子どもの創造的ゲームサイトRoblox の仮想財布に、クレジットカードやPayPal経由で金を追加すればよいというもの。ここからわかるように、英語の cash  も、現金をさすことが多いが、必ずしもそうとは限らない。
【2】《語法:名詞》 追加するadd だが、必要な額まで追加するは、 top up.
【3】《語法:接続詞》 行って財布を出して少額のものをいちいち買う必要に比べればは、例文では parents save …. Target and don’t have to take out と、接続詞 and でつなげている。日本人であるなら、parents save …. Target where they have to take out としてしまう。なぜ接続詞 and でも自然な文となるかといえば、 X and Y の形での文は、XとYが同時に成り立つため。もしもターゲットに行くことと、どこか別な店で何かを買ってやることであるなら、X or Y になる。◆二元対立の英語感覚◆《同時⇔異時》:and と or


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