▶英訳を考える◀【状況:新冷戦】 危害を受ける人々を守る責任
この出来事はそれからというもの心にこびりついている。災いを被る人たちを守る責任とはなにかについて深く考えさせるからだ。
◇英訳◇
This event has stuck with me ever since because it raises such profound questions about our responsibility to protect others from harm. (WSJ)
■ここに注目■
【1】 stick は頭や心にこびりついて離れないこと。
【2】 災いを被る人たちを守る という日本語の表現は、修飾語+名詞+動詞の形、つまり「災いを被る」+「人たちを」+「守る」だが、英語では 動詞+名詞+前置詞+修飾語 の形になる。この種の日本語→英語への表現転換は非常に多い。なぜなら、英語の文の流れは、漠然→具体 というのが基本だから。
【3】 harm は「災い」と訳したが、英語 harm は物理的な害(火事や殴打)だけではなく精神的な被害(いじめや離婚)もふくむ広義の害。
