▶英訳を考える◀【状況:核融合】 化石燃料に代わるクリーンエネルギーか?


核融合は、化石燃料を燃やして温暖化ガスを排出する供給源に代わるクリーンエネルギーだと長きにわたって考えられてきた
◇英訳◇
Nuclear fusion has long been seen as a clean-energy alternative to sources that burn fossil fuels and release greenhouse gases. (WSJ)

■ここに注目■
【1】《語法:接続詞》 ~して…するは、~と…が同時に成り立つので、~と…の部分は and でつなぐ。
【2】《語法:動詞》ガスを排出排出は、 閉じ込められていた状態を解放するという意味のrelease. 他には emit, dischargeも使える。
【3】《語法:名詞》 ~に代わるクリーンエネルギーは、an alternative clean energy to ~ でも可能だが、漠然⇒具体という流れ、ここでは漠然を限定して具体化するという流れからすれば、a clean energyと漠然といっておき、alternative to~と付加情報を付けて具体化したほうが流れに沿ってわかりやすくなる。しかし例文ではさらにひとひねりして、代替ということを強調するために、clean-energy と形容詞にして、alternativeを名詞にしている。
【4】《語法:動詞》 ~と考えられてきたは、has been regarded as ~とすると、専門家の間では~がコンセンサスとなっていたことになってしまう。seeは心に思い浮かんできてしまうということで、例文のように、主観的な予測であってコンセンサスにはなっていないことをいう場合に使う。


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