▶英訳を考える◀【状況:職場環境】 あてつけ
あてつけ(受動・攻撃的な振る舞い)は、あからさまに攻撃されたりいじめられたりするよりも狡猾で、見破りがたいが、職場でのあてつけは、あてつけられる側にとっても広義の職場環境にとっても、攻撃やいじめと同じく有害となりうる。
◇英訳◇
Though it can be subtler and harder to detect than overt aggression or abuse, passive-aggressive behaviour in the workplace can be just as harmful, both to those on the receiving end and broader company culture.(BBC)
■ここに注目■
【1】 「よりも」、「同じく」と、一文のなかに、比較と同等が入っている。このように二つの異なるものがどう違い、どう同じなのかが英語では常に意識される。
【2】 狡猾なはshrewdが思い浮かぶが、これは人が状況を機敏に判断し、自分の有利になるように状況を「狡猾」に利用すること。例文の文脈にはあてはまらない。例文の subtle は目的を達成するために間接的な方法を巧妙に使うこと。この場合は、相手をおとしめるという目的のために、相手の行為をおおげさにほめるといったような行為。
【3】 あてつけは一語では、a digだが、あてつけは、たとえば相手の人格を傷つけるために、直接、相手を罵倒する(aggressive)ことをオブラートにくるん(passive)で、相手を過大にほめるような言葉かけをするので、passive-aggressive behaviour という。
