二元対立の英語感覚◆《確定⇔不安定》be going to:<流れ>に向かう
be going to 動詞:動詞が作る<流れ>に向かう
be ING分詞は、すでにその動詞が示している動作の流れのなかに、すでにはまっているのです。これにたいして、be going to 動詞 は to が示すように、その動詞が示している動作の流れへ向かっていこうとしており、かつ向かっていることを客観的に臭わせるものがある場合に使います。
You ate lunch and took a nap, and now you are going to walk.
昼ご飯食べて、昼寝したから、今は散歩しようというのね。
まだ相手は散歩はしてないわけですが、「家の空気はあきた。おいしい空気がほしい」などと勝手なことを口走っているので、相手が散歩するつもりだということがわかり、こういっているのです。あるいはもう相手は玄関で靴をはき始めているのかもしれません。それも仕事用の靴ではなくスニーカーを。
ではこう相手が言った場合にはどういう状況なのでしょうか。
I’m going to give a shirt as a birthday present to my father.
父の誕生日にシャツをプレゼントしようと思っているの。
もうすでにユニクロのサイトでめぼしいものを物色し、色と値段を勘案し、「シャツをプレゼントする」という流れに向かってはいるということです。何もしていないのに、いまたんなる思いつきで、「シャツをプレゼントする」というのであれば、be going to 動詞はつかえず、そのばあいは will になります。
なぜ will が思いつきになるかといえば、will の元々の意味は「意志」で、自分で自分の意志が動かすのが will です。will が主観的な100%の確信という意味をもつのも、客観的な何かがあるわけでもないのに、自分で自分の意志を動かして(つまり主観的に)、willに続く動詞の動作に確信を抱くということだからです。
▶英訳を考える◀【状況:政治家の気質】 老練な勝負師
彼はけっして判断を誤らないわけではないが、リスクを計算に入れ、弱い勝ち目には反旗を翻し、強い敵には自分の自我をゴリ押してきた長年にわたる経験がある。◇英訳◇He is not infallible by any mean […]
▶英訳を考える◀【状況:新冷戦】宗教界からの戦争反対声明
ここに集まる私たちがいの一番に申し上げたいことは、まったく正当化も理解もできないこの恐ろしい戦争のために苦しんでいるウクライナの人々と、私たちは同(どう)舟(しゅう)していることです。 ◇英訳◇We are here t […]
▶英訳を考える◀【状況:新製品】新AI
ティム・クックによるアップル知能の位置づけは、iPodのクリックホイール、iPhoneのタッチパネルと同じ画期的発明であり、それらを祭る殿堂に入れている。 ◇英訳◇ Tim Cook puts Apple Intelli […]
◆日英語の認知相違◆ 5.《日本語認知の基本》 不確かを確かにする受け手の美
日本語: 不確かなメッセージを意味の通った確かなメッセージに変える このように受け手の側に復元・察しが要求されるのが、日本語表現の特質のわけですが、こうした習性は日本の伝統のどういう見方に起因しているのでしょうか。起因 […]
◆日英語の認知相違◆ 7.《英語認知の基本》 送り手が負う説明責任と関心誘導
英語:送り手が受け手に必要十分な情報を提供する責任がある。送り手が受け手に情報を提供することで、受け手の関心を誘導する。 日本語の語りは、このように、モバイルカメラ型で、共同注視枠を次々と作り、場面を変え、そのたびごと […]
◆日英語の認知相違◆ 4. 《日本語認知の基本》受け手がかかえる復元・察しという責任
日本語:受け手が送り手の意図・意味を復元し、察することが要求される 日本語では、共同注視枠でくくられた同じ場面に私と相手は居合わせています。共同ということは、主語を相手にいちいち明示する必要もなく、またわかり合ってい […]
