◆二元対立の英語感覚◆《漠然⇒具体》 of~は実は具体を示していた. <1>
of~ ⇒ ~は具体を示している
「子犬と子猫がじゃれているのを映してあるDVDも持っている。」
これを英語にすると、私たちなら関係詞を用いて表現してしまいます。
(1) I have DVDs where puppies and kittens are playing.
ところが実際の英語では、whereをofに置き換え(このofは「~という」同格の使われ方です)、 are playing の現在進行形(be+現在分詞)を動名詞のplayingに変えます。
(2) I have DVDs of puppies and kittens playing.
ofは前置詞なのでその後には名詞句が来ますから、厳密には
DVDs of [puppies and kittens]’s playing.
となって、puppies and kittensを一つの名詞とした塊が所有格となって、動名詞playingを修飾しています。現在ではこの ’s の部分が省略され、puppies and kittens playingとなります。
このような理屈ですが、私自身は会話では瞬発力が必要ですからいちいちこのようなことは考えずに、まず
を意識して、漠然と
I have DVDs
といっておいて、
次に、具体的な内容はofで始めて、内容の主語が何で、その主語に対応する動詞は何かを思い浮かべて、主語はそのまま、動詞にはingをつければよいと判断し、
of + puppies and kittens + playing
というように考えます。
ofは漠然と述べたことの後にきて、具体を示す冒頭に置くのだとわかると、次のような文も読み解けます。
(3) Global warming might hurt the chances of human beings surviving as a species.
地球温暖化によって、人間が種として生き残れる可能性が薄くなるかもしれない。
まず、漠然と、「地球温暖化によって、可能性が薄くなるかもしれない」といっておいて、具体的に何の可能性というところで、冒頭にofをもってきて、その後に名詞句を付け加えていくわけです。
